【初音ミク】INSIGHT feat.Hatsune Miku by BIGHEAD【楽曲制作編】
2月1日にアップロードした新曲
INSIGHT feat.Hatsune Miku
前回の動画制作編に続き
今回は楽曲制作編!!!!
またまた長く・詳細を赤裸々に綴ります
■ボーカル piapro studio「初音ミク V4Xβ」
以前ブログで初音ミクはV2が良い!V2しか使ってません!
↓
とか書いてたのにいきなりV4Xβを使ってますね.....
自由すぎる.......
なぜ今回V4Xβを使ったかというと
いつものようにV2で打ち込んでいたところ
BPMが229という高速なテンポなためか
サビのボーカルが何言ってるか
わからない状態になってしまってました
piapro studioのV4Xβだと綺麗に発音されていたので
V4Xβに差し替えてV2と聞き比べても
質感似てるし.....
思い切ってV4Xβで進めました
さすがV4Xβ!性能アップしてる!
これからV2と併用して使っていくことになりそうです
食わず嫌いはダメですね
早速エフェクトに進むと
1段目はwaves社greg wells/vocal centric
2段目はSCHAACK AUDIO TECHNOLOGIES社Transient Shaper2
3段目はUAD2 THE CULUTURE VULTURE
4段目はSPL社 Vitalizer
5段目は2Caudio社 Aether
VOICE CENTRICで質感を調整した後
V4Xβの声にアタック感が欲しかったので
Transient Shaperでアタックを強調しました
楽曲がメロコア、激しい曲調だったので
声に存在感や荒々しさを付加したくて
CULUTURE VULTUREで歪みを加えました
ミクの声に太さや空気感を強調できます
次のSPLもエキサイター的に超高域とギラギラした
歪みを加えてます
最後にリバーブAether
激重プラグインで用途も限られるので
使うの忘れてしまいがちなプラグインですが
リッチというか解像度の高いリバーブで
ここぞ!という時に使えます
※今回は忘れなかった
そして今回はいつもよりボーカルを小さ目にしてみました
オケがかっこよかったので実験的に....
■ドラム STEVEN SLATE DRUMS
SSDのドラム音源でPlatinumを買った時
音良すぎて興奮しました
特にChirs Load Alegのプリセットが
アメリカンサウンドで最高です
エフェクトに進みまして
1段目はTHE CUTURE VULUTUREで太く汚し
2段目はBrainworx社bx_opto
2段目というかセンドでパラレルコンプしました
optoコンプのペダルタイプですが
focusriteのoptical compだと思って使ってます 笑
ドラムはパラで処理してないのですが
このコンプのおかげで今回は上手くいきました
■ベース fender precision bass
1段目にToontrack社EZMIX2のベースアンプ
2段目はwaves社MaxxVolumeで音量を安定させて
3段目はfabfilter社Pro-Q2
見られたくない恥ずかしいEQになってます
4段目はUAD2 CULUTURE VULUTUREで重心を下げました
ベースは奥目に配置してるのですが
ミュートするとスカスカになる重要な音に
なったと思います.....当社比
■ギター Fender USA Stratcastor
ギターアンプはPeavy Electoonics社 Revalver
MESA BOOGIE社Dual Rectifierを模した
プリセット「Morden Gain」LR同じ音色で
MESA BOOGIEが流行っていた時、欲しかったけど
30万円くらいしたので全く手がでませんでした
今ならソフトで使い放題だっ!
........でもやっぱり本物が家に欲しい
そしてverseの中央チャンネルにでてくるクリーントーン
この音もMESA BOOGIEの独自なクリーントーンに
したかったのでPeavy Electoonics社 Revalver
2段目にEIOSIS社のAirEqでエアー感を強調して
3段目にD16社TORAVERB......
好きですねこの「Hard Walls」というプリセット笑
硬い部屋での初期反射が強調されたような音で
EQではない形で高域を出したいとき使います
硬くしたいときも良く使います
■ギター グループ
3本のギターをまとめたグループに
1段目THE CULUTURE VULTURE、これ欠かせません
2段目Izotope社DYNAMIC EQ
ギターの低音がベースに被るところにだけ減らす処理
3段目izotope社Vintage EQ
OZONE7から加わったEQでMid Cutが使えます
マスターバスでも200Hzをカットするとすっきりして
聞きやすくなります....がやり過ぎるとスカスカに
■マスターチャンネル
最後のマスターバス 兼 マスタリング部分
1段目はdadalife社SAUSAGE FATTENER
2段目はFLSTUDIO社Maximus
3段目はizotope社Maximizer
dadalifeのSAUSAGE FATTENERは
EDMなどのトラックで良く使われる
プラグインですが僕は自由な身なので
ロックでも生音でも使っちゃいます
クリッパーという用途で
がっつり音圧稼いで歪ませます
で次のプラグインは秘密なんですが
FL StudioのMaximus!!
このプラグインはヤバイです
挿すだけでEDMになります
FL STUDIO使っててなんか音良いなと
思ってたんですが音の良さの秘密は
内部ミキサーとこのMaximusだ!と
閃いてVstを購入してlive9で使ってます
これは何度も言いますが秘密です
誰にも言わないでください
最後はizotopeのMaximizer
OZONE7になってから
新機能としてつきましたが
"transient"と"modern"でいっつも迷います
誤差なんですが......
決め手に欠けるんだよな......
そんな感じで長々と綴ったBlogですが
生音系だけど音圧がある
そんなオケになったと良い気持ちでいます 笑
この感じを突き詰め新しい音を作れるよう
次曲も挑戦していきます
それでは楽曲をお楽しみください