Universal Audio / Apollo x6 レビュー

ご無沙汰しております。BIGHEADです。

1年ほどBLOGを書いておりませんでしたが

これからは導入した音楽機材について書いていこうと思います!

 

機材導入への、ご参考頂ければ幸いです!

 

まず今年導入したUniversal Audio社のApollo x6について。

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音楽制作用のオーディオインターフェイスなのですが

Universal Audio社のフラグシップ機ということもあり

音質面にとても期待しておりました。

 

今までRME社のUFXを使っており充分良いインターフェイスでしたが

その状態から機材を刷新する動機としては

・A/D、D/Aの音質向上

・UADのプラグインのコア数を増やす

 

この2点が主な理由でした。

 

音楽制作するにあたり、編曲だけではなく

ミックスとマスタリングを担当することがあるので

自分にとって音の出口・モニター環境は重要でした。

 

Prism sound 社のTitanの音を一度聞いた時

この解像度でミックスしたり制作できたら

音決めも速くなりクオリティも上がるだろうなと感じていて

RMEよりも解像度の高いモニター環境を望んでいました。

 

apollo x のスペックにある

「129 dBのダイナミックレンジと-119 dBのTHD+N」

この一文に期待し購入してみました。

 

数字やレビューも参考にするのですが機材は1ヶ月くらい

使ってみないとわからないところが恐ろしい。

 

導入したApollo x6の最上位機種Apollo x16の

「世に出ている統合型オーディオインターフェイスの中で最も広いダイナミックレンジ(133 dB)と最も低いTHD+N(-129 dB)を誇ります。」

という謳い文句も気になって買うならこれか?!と迷いましたが

チャンネル数もオーバースペックで44万円はリスクが高くx6にしました。

 

結果としては期待以上、大満足でした。

 

RME UFX使用時から比べて

・定位

・解像度

・アタック、リリース

が大きく向上したと感じました。

 

「もう、これでいいじゃん!」という納得感。

 

将来的にはAVID社MTRX、antelopeaudio社10MXで

モニターしたいという目標・計画はありますが

今の規模ならApollo x6で完結というか充分すぎる出音だと思いました。

 

これで制作物のクオリティーが低かったら

それは自分の責任というか、センスが無いだけ。

となってしまう機材。

 

作曲・編曲・ミックス・マスタリングを自分でこなす

クリエイターにオススメです!

 

 

 

また音質について驚いた点がヘッドホンアウトの音の良さ。

 

びっくりしました。

 

こんなに解像度が高いならミックスできるじゃん。

って思います。

 

ヘッドホンの音が良くなり、可能性を感じたので

新しいヘッドホンを購入しました。

・berdynamic DT 1990

・SENNHEIZER HD 600

 

Apollo x6を買ったことによりヘッドホンを買うという

恐ろしい機材沼の連鎖。

 

RMEのヘッドホンアウトも良かったのですが

音が見え辛いというか解像度が低く感じてストレスになり

結果、モニターでミックスすることになっていました。

 

Apolloならヘッドホンミックスできます。

もちろんモニターで音を作ってから補足的な使い方には

なりますがヘッドホンで細かい音をチェックする時間も楽しくなりました。

 

 

今まではD/Aについて大絶賛でしたが

A/Dもクオリティが高かった。

 

・ギターをラインで接続して録音した際にギターらしい音で録音できた。

・ベースをラインで録音した時のアタックが見えてダイナミクスも捉える。

・ボーカル録音の強弱の表現を拾ってくれる。

 

これ多分共通してる事として

・録音される周波数レンジが上から下まで伸びている

ダイナミクスレンジが広い

 

楽器の情報量を取りこぼさずそのまま録音できている感覚がありました。

 

録音された音が良いのは勿論、

実際にギターやベースを弾いて録音している時が楽しい。

 

なぜ楽しいかというと

「ギターってこういう音だよね」

「ベースの強弱やアタックが埋もれずに聞こえてくる」

「ボーカルの表現がそのまま聞こえる」

という喜びの中、演奏できる。

 

結果、録音物のクオリティーが演奏・音質共に良くなる。

今まで良く聞こえなかったので、こんなもんかという感じで弾いたり

諦めていた部分を見直して限界の無い表現ができる。

 

プリアンプの重要性を再認識しました。

 

音質についてばかり書いてしまい

動機の二つ目「UADのプラグインのコア数を増やす」に

全く触れませんでしたが、これは後にUADプラグインのBLOGを

書くので、ひとまずこれにてUAD Apollo x6のレビューとさせていただきます!

 

UAD Apollo x6 導入後にミックスした楽曲のURLになります!

www.youtube.com