【M3 2017 春】 BIGHEAD 第1展示場 O-22a,b 頒布情報

M3 2017 春 

サークル"BIGHEAD"

第1展示場 O-22a,b に当選致しました 🙌

 

今回でM3に参加するのは3回目ということで

荷物発送、準備などなど慣れてきました。

 

ただ.....新譜の完成や告知動画の公開など

ギリギリになってしまいました😨

計画性は重要ですね😁

 

それでは早速その新譜について!

BIGHEAD 1st カセットテープ「REWIND 93'」


BIGHEAD「REWIND 93'」【XFD】1st Cassette Tape Album

 

今回の新譜はCDではなくカセットテープ 📼 です!

ちょっと攻めすぎてる?!😅

 

いつもの新譜はCDかデジタル配信だったのですが

即売会で頒布しても後でamazonやituneで買えたりするので

「あんまり面白くないな」と感じておりました

 

今回は

・会場限定

・数量限定

・通販・デジタル配信なし

 

しかもCD無しのカセットテープのみ!!

 

これで同人即売感・レア感はバッチリなのですが

カセット聞けない環境の方にはとっつきにくい感が否めず....

 

ですので今回の仕様は

・アナログカセットテープ

ハイレゾ音源デジタルデータダウンロードカード

のセットになっております!!

 

1970〜80年代の代表メディア「テープ」アナログ音源

2010年代最新高解像度high-resolution音源(24bit48khz)

 

両方を楽しめる仕様になっております!!!

 

親切だけどマニアック!笑

 

 

 

しかも今回はカセットテープを聞く環境がない方でも

テープの質感、コンプ感、パンチ感、アナログ感を味わえるよう

テープからPCのオーディオインターフェイスを経由してwavに変換したデータを

プレゼントしちゃいます!!!

 

簡単にいうとスマホやパソコンでもテープの音質を疑似体験できます

※音量が低かったり、ノイズ満載ですが新鮮な質感をお楽しみください

 

どんな感じかっていうと1曲だけ

デジタルデータとアナログデータをアップしましたので

一度聞いてみてください🙇

 

 

パソコンで作ってパソコンで完成したデジタル音源(いつものデータ)

 

 

テープからパソコンに取り込んだ疑似テープ音源

 

 テープの方ですがいきなり「サーッ」ってノイズ入ってるし

コモってモッサリしてますね。

 

この「コモってる」っていうのは

クリアじゃない、解像度が低い、全ての周波数が聞こえない

等々、マイナスに捉えられることもあり....

CDが出現した際に技術革新でこの要素を全て取り除かれました

 

当時のエンジニアやアーティストは

「やった!ノイズもなくクリアな音源になった!」

「スタジオで作っている時をリスナーも同じような音で聞ける」

とかとかめっちゃ喜んだはずです。

 

今ではそのCDも主要なメディアでは無くなり

パソコンで作られたデジタルデータをそのまま劣化なく

パソコンやスマホなどのデジタル環境で聞いています

いわゆるハイレゾ音源ですね。

 

 

 

また前置きっていうか今回の音源の説明が長くなってる...

 

言いたいことは、ハイレゾとカセット音源を初めて聴き比べしてみて

「コモってる」ほうが音が良い!

 

コモっているというのがマイナスでなく、プラスに感じられ

・温かみがある

・高域が減衰しているので聴き疲れしない

・テープの圧縮感が加わりドラムなどの音にパンチがでる

 ・解像度が低く、楽器やボーカルの音にまとまり、一体感を感じる

 

テープを聞いた今ではデジタルデータ

・キンキンしてて疲れる!

・高解像で全てが聞こえるから細部が気になってイライラする

・音が潰れずアタックがハッキリしてるから耳に痛い

 

なんて思っちゃいました。

 

デジタルデータも好きだし、デジタルで音源制作はしていくのですが

聞くのはテープ環境やアナログ環境が良いなと認識したわけです

 

音源制作とリスニング環境は違うし、同じである必要はないというか。

 

ただでさえ高解像に作られたデータを

解像度の高いヘッドホン空気振動を介さないカナル式イヤホンで聞く

って疲れる場合もあるなって

 

今では普通にというか当たり前にBIGHEADの環境は

・パソコンの音源制作用スピーカーからリスニング

・オーティオインターフェイス経由のヘッドホンで視聴

ipodiphoneからカナル式イヤホンで視聴

 

全てが高解像で、空気あまり介さない状態で聴いているので

おそらく無意識のうちに音楽を聞くことに疲れていました

 

 

 そこでテープの音源をラジカセのスピーカー経由で

部屋に鳴らすと.....心地いい

 

コンポとか、ラジカセのスピーカーって良いっすってなりました。

 

臨場感があるし、興奮するし、細かいとこ聞こえないのが

楽っていうか。

 

新しい技術や技術革新、ハイスペックが良い結果を産むわけではないと

気付かされた今回のプロジェクト。

 

大変勉強になりました!

 

長くなったし、いきなりメディアについて語り出してしましたが

テープとCDとMDとデジタルデータの全てを体感できる僕らは

幸せってことです!!

 

VOCALOIDの合成音源がリリースされた当時にはハイレゾも無かったし

テープで再生される機会も多くありませんでした

 

「デジタルの歌姫が93年にタイムスリップしたら」というテーマで始まった

カセットテープ・プロジェクト「REWIND 93'」

 

もしVOCALOIDがバブルの時代に存在していたら

ミリオンヒットを出していたでしょうか?!

国民的アーティストになっていただろうか?!

 

英語やフランス語・中国語の製品もリリースされ世界中に広まっているVOCALOID

「もしかしてなっていたかもなぁ...」と想像する余地はありますよね🤔

 

ということで、ぜひ聞いてみてください!!!

 

特設サイト → REWIND 93' - BIGHEAD