SONICA Instruments / KOTO13

SONICA Instrumentsが手掛ける

十三絃箏のVirtual Instruments

KOTO13について紹介させていただきます。

 

KOTO13は日本の伝統楽器

十三絃箏を音源化した製品で

箏の音をパソコン上で再現し

奏でることができるようになります。

 

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SONICA Instrumentsさんの商品説明

日本古典楽器の華である十三絃箏。
エレガントな爪弾きからアグレッシブなグリッサンドまで、幅広い演奏表現を持つこの楽器は、 古典邦楽、現代映画音楽など、あらゆる音楽に華を添えます。 

 

本来この「箏」とお琴の「琴」は違うという

文献もありますが自分がKOTO13を導入した

動機は「琴の良い音源欲しいな」だったので

今回細かい事に拘らず「KOTO13」は「琴」という

ザックリした認識で進めさせていただきます。

 

先ほども軽く触れていましたが導入の動機は

「日本らしい音楽を作ってみたい」

      ↓

「琴か三味線か太鼓か尺八の音が必要」

      ↓

「良い音の音源が欲しい」

 

というようなライトな流れで

琴の音源を探しが始まりました。

 

その探している「良い音」というのは

・琴らしい音(琴のキャラクターがわかりやすい)

・太い

・存在感がある

・高級感がある(チープじゃない)

・弦の響きをコントロールできる(アンビエンス)

・音階によって音の質感・ボリュームが変化しない

 

上記の基準を音源に求めていました。

求める要素が沢山ありすぎて複雑ですが

簡単に言ってしまうと

「ソロで聞いても恥ずかしく無い音源」

 

そういった音源を求めていました。

 

というのも

DAWに付属している琴の音源や

$50くらいの音源を買ってみて

使用していたのですが

チープで恥ずかしい印象の仕上がりになり

琴の音を楽曲に使えていませんでした。

 

琴を入れても小さい音にしたり

レイヤーでシンセを重ねたり

ごまかすような作業が必須でした。

 

日本人ならではの感覚なのかもしれませんが

琴や三味線の音が「恥ずかしい」

回転寿司で流れているBGMの琴や三味線の音が

刷り込まれていて「ダサく感じる」のを

なかなか払拭できませんでした。

※筆者だけの感覚でしょうか?!

 

とにかくソロで単音でも

大きな音でも恥ずかしく無い

高級感・存在感のある音源を

求めて何社かの音源を試聴していきました。

 

ギター音源を所有しており弦楽器音源で信頼している

IMPACT SOUNDWORKS社 / KOTO NATION

 

サンプルで一番、琴らしいイメージの音だった

PREMIER SOUND FACTORY 社 / 箏姫かぐや 

 

何度もサンプルを試聴し

ネットのレビューを参考に

とっても悩みました。

 

繰り返しになりますが

音楽機材は買ってしばらく使ってみないと

良し悪しがわからない。

 

他人がどんなに良いレビューをしても

自分にとって使えるかが全てで

賭け的要素が今回もありました。

 

なので今回の決め手は

・サンプルの音が良い(これは3社とも拮抗していた)

・ROOMとAMBをカットできるパラメータが見えた

・もう買いたくは無かった

 

最後に挙げた「もう買いたくは無かった」

この理由が実はとても大きかったりします。

 

今回3社の製品をどれか購入して

「満足ができなかった or 他の音を試したい」

ということになり、また追加で購入することは

避けたかった。絶対に。いつもそう思う。

 

IMPACT SOUNDWORKS社のKoto Nationは

$99で一番買いやすく、この製品を買った後

PREMIER SOUND FACTORY社の箏姫かぐやを

12980円で購入することは避けたかった。

 

その選択肢を無くしたかった思いがあります。

 

SONICA Instruments 社 KOTO13は

29800円........税込。

 

一つの楽器に約3万円をかけるのかという

勢い。狂気。

 

この製品を選択すれば

琴に関しては、もう悩まない

 

あれ買えば良かったかな....

 

みんなのレビューみてみよう.....

 

とか無駄な時間を使うことがなくなる。

 

そのような意味で「もう買わなくてもいい」

高めの価格帯の製品を選んだところもあります。

 

ここまで音について全く記述していませんが

結果、大満足しております。

 

音が良いというのは実際に使ってみて

良かったです(存在感、太さ、高級感)

 

で、アンビエンスとルームを完全に消して

ドライにできる機能も完璧で

響きを消して前に配置することができました。

 

目の前で琴がなっている音像を

作ることが可能です。

 

加えてEDM用のリバーブをインサートし

ビッグルーム的な琴の音というのも作れて

自由自在です。

 

今回は音の紹介というよりも

かなり気持ちに寄った

購入心理みたいなレビューになりましたが

ひとつの参考になったら幸いです。

 

最後にKOTO 13を使用した楽曲のURLを貼って

BLOGを締めさせていただきます。

www.youtube.com

SENNHEISER / HD600

音楽制作のモニター用に導入したヘッドホン

SENNHEIZER社 HD600について

レビューしていこうと思います。

 

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HD600は

SENNHEISERが1997年に発売したオープン型ヘッドホンで

発売から20周年たった2017年に300台限定で復刻した

レジェンド的製品。

 

Macの製品が製造中止から5年経ったらヴィンテージ製品と言われ

7年経つとオブソリート製品となり修理も受け付けてくれない昨今....

20年経った製品を再販するSENNHEISER

 

20年経っても一線級のアイテムとして使える製品を

開発していることに尊敬します。

 

HD600の後継機種HD650、HD660Sも検討していたのですが

beyerdynamic社のDT 1990 PROを同時に購入し

新しい音像はDT1990 PROで聞けると考えて

SENNHEIZERの方は20年使われ続けた

安定、信頼感のあるHD600にした経緯があります。

 

実際に色々なソースの音源を聞いてみて

HD600にしてよかったと感じています。

 

その理由としては

beyerdynamicのDT 1990 PROは

解像度が高く、上から下まで周波数が再生される

現代的なサウンドになっていると感じるのですが

「ヘッドホンで聞いている」「チェックしている」

印象が強く長時間作業していて疲れる日もありました。

 

高域が聞こえて、解像度も高いので

周波数特性はフラットだとは思うのですが

ハイハットの音やボーカルの高い部分が耳に付く

耳元でずっと鳴っているように聞こえる曲があり

疲れるかも....と休すむことも。

 

HD600のサウンド

ハイパスといったら大げさですが

高域がなだらかにロールオフする印象で

聴き疲れしない安定感がありました。

 

高域が聞こえなく篭っている訳ではなく

モニター用に高い周波数が確保されているので

ナローな訳ではないです。

 

派手で解像度が高いフレッシュな音というよりも

マットな質感というか、音の減衰も速い印象で

まさにモニター用に求めていた質感。

 

大絶賛。

 

そして高域が控えめな分ロー成分を感じることができ

最近流行りのTRAPやHIPHOPのSubLoも

再生されています。

 

1997年に発売されたヘッドホンが

2018年の最先端なサウンドも不可分なく

再生できてしまうというのは神の仕事というか

未来が見えているとしか思えません。

 

DT 1990 PROの方が低音が出力されているのかも

しれませんが、同時にハイも強く出力されているので

耳が高域の印象に引っ張られ低域を意識するのは

少し難しい印象でした。

 

買ってよかったHD600。

 

またモニタースピーカからヘッドホンに変えた時の

違和感も少なく、付けっ放しにしていて

ヘッドホンを付けていることを意識しない時間があり

驚きました。

 

スピーカーはリボンツイーターでない限り

高域は耳の近くで鳴らないし

低域も再生されているので

HD600はスピーカーの印象に近いのだと予想しています。

 

 

現状でも十分なサウンドを出力してくれている

HD600ですがACOUSTIC REVIVE社のケーブル

RHC-2.5HS-S-TripleC-FMにリケーブルして

解像度を上げてみたいという気持ちがあります。

 

ただケーブルだけで47000円という

価格なのでいつ買えるのか......

またレビューできる日を願って

HD600のBLOGとさせていただきます。

 

 

apple / Mac mini 2018

apple社の優れたデスクトップコンピュータMac Mini 2018。

縦横19.7cmのボディの中にMacのあらゆる体験が詰め込こまれた

圧倒的にパワフルなMac miniについてレビューになります。

 

 

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音楽制作用PCとして導入したMac mini

apple storeでカスタマイズした内容は

下記の通りになります。

 

Mac mini (2018)

プロセッサ:3.2 GHz Intel Core i7

メモリ:32 GB 2667 MHz DDR4

HDD:PCIeベースSSD 1TB

グラフィックカード:Intel UHD Graphics 630 1536 MB

 

導入までメインで使用していたMac mini (2014)には

・CPUの処理能力が足りずフリーズする

・CPUの熱がこもるので空気の流れを増やしたい

・Thunderbolt 3の機器を接続できない

・音楽制作のスピードを上げたい

 

という制約・ストレスがありました。

去年刷新されたMac mini 2018のスペックを見た所

概ね解決できると感じたので導入しました。

 

今購入することは自分にとって

コストパフォーマンスが良いのか?

価格と効果を天秤にかけて考えるのですが

やはり買ってみないと実際のところは

わからないという....

ただスペックの時点で大幅に改善することが

見込まれたので購入しました。

 

CPUのベンチマークを測定するGeekbench Browserで

Intel Core i7-8700BのSingle-Core Scoreが

5659と発表されたのが決め手となり

 

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音楽制作ソフトはマルチコアで処理するよりも

multithreadingをOFFにしてシングルコアで使用したほうが

効率的とwebや書籍などに書いてあったので

シングルコアの処理能力はiMac Pro2017やMacProより

高いMac mini 2018の購入に踏み切りました。

 

結果としては

・新しくリリースされた重いソフトを動かすことができた

・排熱が向上したのかCPUの温度も上がらず使用できた

・Thunderbolt 3接続のUAD/apollo xを使うことができた

 

全ての課題が解決し音楽制作のスピードが上がりました!

 

Mac Mini 2018のタイミングで導入して

良かったと思います。

 

2019年3月現在もMac Miniのようなデスクトップ機の

新製品がリリースされていないので

一安心しています。

 

ただmacOSの最新版 Mojaveがインストールされていたので

購入した当時は

protools

ableton live

などのアップデートが追い付いておらず

エラーやバグが発生し使い辛い場面もありました。

 

今は問題なく使えており、快適な環境を

手に入れることができました。

 

以上でMac miniのレビューになります。

Universal Audio / UAD Custom 3 Bundle

Universal Auido社のプラグインバンドル

UAD Custom 3 Bundleについての

レビューになります。

 

UAD Custom 3 Bundle

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UAD Custom 3 BundleとはUADの好きなプラグイン

3つ選んで78000円で買えるお得なバンドル!

 

という内容になっています。

 

今Blogの文字にしてみて冷静に78000円という出費は

果たしてお得なのか?という思いが生じていますが

済んだことはしょうがない

 

レアなチューブコンプレッサーやイコライザーからヴィンテージのリバーブプロセッサーやテープマシンに至るまで - UADパワードプラグインが豊かで立体的なトーンとハーモニクスをコンピューター内のミックスに注入

 

できるソフトが$299(33000円)x3=99000円のところ

78000円で導入できるのは....お得!!!!!!!!!

 

今思うに、クリックした当時は冷静ではなかったと思います。

 

今回三つ選んだプラグインは下記の3点

・Lexicon 480L Digital Reverb and Effects

・Shadow Hills Mastering Compressor

・Thermionic Culture Vulture

 

 

世界でもっとも有名なアルゴリズミックリバーブの魅力的で輝きのあるサウンドでミックスできるLexicon 480L

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トランスマトリクススイッチを使って、ニッケル、アイアン、スティールトランスに特性を切り替えて3系統のビンテージコンソール出力セクションを選択できるようになっている Shadow Hills Mastering Compressor。

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ディストーション至上主義者のために設計された、プロ用機器としては珍しいオールチューブディストーションThermionic Culture Vulture。

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記事を書いていて気がつきました。

Shadow Hills Mastering Compressorを一回も使っていません。

 

まずいです。

 

所有していることを忘れていました。

 

$299の商品を買っておきながら

購入したことを忘れてしまっている状況。

製品の購入を忘れないためにも一個づつ

必要なシチュエーションで購入するのが良いのかもしれません。

 

Thermionic Culture VultureとLexicon 480Lは

毎日使っているのでバンドルで勢いをつけて

購入して良かったなと感じています。

iZotope / Ozone 8 Advanced

本日はマスタリング用ソフトOzone 8について使った感触をレビュー

していきたいと思います。

 

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iZotope社が開発しているマスタリング用プラグイン Ozone

Ozone4の頃から使っていて、今リリース情報を調べてみると

10年前くらい前からある歴史あるプラグインということで....

大変お世話になっております。

 

とはいえ最近はOzone7にアップグレードしたものの

IK multimedia社Lurssen Mastering Consoleの方が

使いやすく、Ozoneの出番がありませんでした。

 

今回導入に至った経緯としてネット上の口コミで

Ozone8の新機能Master Assistantが良いとあり

気になっていたのでDEMOを試してみることにしました。

 

非常に軽い動機で「買うことは無いだろう」と思ってました。

 

完成しているプロジェクトのマスターに

Ozone8のMaster Assistantを掛けてみると

 

「ああ良い」

   ↓

DEMOの試用期間が終了する

   ↓

「これは無いとダメだ」

   ↓

「買おう」

 

という流れになってしました。

 

その購入のきっかけとなってしまった

Master Assistantについてですがざっくり言うと

AIがオーディオデータを自動解析してくれて

EQや音量感について提案してくれるというもの機能です。

 

このようにオーディオを読み込み自動解析してくれ

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EQは低域が足りないから60hz足して、高域も上げて

という感じに自動でEQしてくれて聞かせてくれる。

※EQの必要ない時は提案されないので、まっすぐなEQカーブになった時は嬉しい。

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その後にはDynamic EQで不要な音をカットしてくれる

※これがマジで助かる。

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最後にマキシマイザーで音量感を提案してくれる

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簡単に言うとこのような流れなのですが

まず最初のEQがありがたすぎて....

昔NYに行った時STERING SOUNDのChris Gehringerさんに

マスタリングしてもらい、EQカーブを見せてもらったのですが

低域をグイッとシェルビングで上げるんです....

自分的には充分だと思っていたローの部分を6dbくらい。

 

自分の環境や感覚では良いと思っていた周波数バランスを

一度冷静にジャッジしてもらうということは一人ではできないことで

マスタリングエンジニアの方にFeeを払って修正できることなのですが

Ozoneなら自動で解析してくれて客観的な提案をしてくれる!!

 

ありがてええええ。

 

OzoneのEQが極端だなとか不自然だなと思った戻したり

弱めたりして使うことができるのであくまで提案してくれる

マスタリングエンジニアみたいな、ありがたさ。

 

そして次はDynamic EQ。これも本当に助かります。

自分は作曲・編曲しながらMIXを進めていくので

曲ができた最終段階になった際にはMIXも完成していることが

ほとんどです。

 

一度、完成したミックスやバランスを再度修正するのって

1日空けて冷静にならないと難しくて

高く積み上げたブロックを壊すのって勇気がいるし

多少いびつでも興奮しながら作り上げた熱量も価値があると思っていて。

 

そのあまり崩したくない周波数バランスの不要な部分を

冷静にちょっとだけ削ってくれる素晴らしい機能が

Master AssistantのDynamic EQ。

 

Dynamic EQなのでスレッショルドにひっかかった部分だけ

カットしてくれて掛かりっぱなしではないので

あくまで自然なカットEQ。

 

自分では問題無いと思っていたボーカルの歯擦音をカットしてくれたり

不要な中低域が溜まりやすい200hzや600hzをカットしてくれる

ミックスエンジニア的な仕事を担ってくれて勉強になります。

 

そもそも部屋の鳴りや、モニター環境で聞こえていない

周波数について再度意識させてくれたり

提案してくれるのはマスタリングプラグインを超えた

価値を提供してくれているように自分は感じます。

 

初めはOzone8のDEMOで解析してそのEQカーブを

Ozone7で再現する。ということをやってみて

なんとかOzone8を買わないようにしてみたのですが

微妙に仕上がりが違って聞こえてました。

Ozone7とOzone8のEQのUIは同じように見えるのですが

 

音が違うのかな?いや気のせいでしょ!

音が違うのかな?いや気のせいでしょ!

音が違うのかな?いや気のせいでしょ!

 

というのを考えるが面倒臭くなり結果購入しておりました。

いちおう何でも買っているわけでは無い!笑

というアピール。

 

そして最終段にはマキシマイザー。

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これも地味にありがたく最近の配信事情は複雑化していているため

youtube

spotify

soundcloud

apple music

の納品形態が違い、それぞれ規定の音量で提出しないと

音量が下げられたりデータをノーマライズされてしまうということがあり

非常に面倒臭い&音を変えられたく無いという状況でした。

 

どんなプラットフォームでも良い音、原盤と同じ音で聞いて欲しいので

4種類以上音を作るですが、Ozone8ならstreamingに合わせた

-14.0 LUFSに自動で合わせて音量調整してくれます。

 

そこからyoutube用、spotify用とサイジングしていけるので

とっても楽です。

 

 

音声ファイルを5個作る時点で工数がかかるので

エラーなく、ポジティブに取り組むためには

楽・作業が簡易・速いというのは重要な要素だと思います。

 

というわけでMaster Assistantの機能にしか触れていない

レビューですが個人的はそれで充分な気がしております。

 

透明なリミッティング、アナログなコンプ感など音に特化した

マスタリングソフトは他にたくさんあり各々使い分けされていると思うので

音質について書くのでは無く自動解析ユーティリティーとして

Ozone 8をおすすめさせていただきました。

ACOUSTIC REVIVE / RHC-2.5AK-TripleC-FM

本日のレビューはACOUSTIC REVIVE社のヘッドホンケーブル

RHC-2.5AK-TripleC-FMについて書いていきたいと思います。

 

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ACOUSTIC REVIVE社のRHC-2.5AK-TripleC-FMは

AKGのヘッドホンケーブルをリケーブルする製品で

・純正のケーブルより音のクオリティを上げたい

・純正のケーブルのキャラクターを変化させたい

という目的で購入される方が多いかと思われます。

 

自分はAKG 271 studioのヘッドホンを使用しており

純正のケーブルからOYAIDEのケーブルにリプレイスして

音楽制作を行なっておりました。

 

ヘッドホンの音質に問題を感じてはいなかったのですが

ケーブルが断線し首の角度によってLのと音声が出力されない

状態になっていたので交換するためにケーブルを導入しました。

 

再度、純正やOYAIDEのケーブルを購入するのことも検討したのですが

自分の尊敬するMIXエンジニア D.O.Iさんが

ACOUSTIC REVIVEのケーブルを絶賛されていたので

気になって自分も試してみました。

 

このBLOGでは何度も同じことを書いてますが

音楽機材は買って使ってみないとわからないので

ギャンブルではないですが、試すという行為が

必要で恐ろしい世界だなと感じています。

 

製品が到着し実際にAKGのホッドホンに差し替えた所

自分のAKG 271 studioに抱いていた印象の

「モサっとした高域」が改善されて

ハイハットシンセサイザー、ボーカルの輪郭が

綺麗に出力されていて驚きました。

 

低域に関しては満足しているヘッドホンだったので

このヘッドホンまだまだ音楽制作に使える!とも思い直しました。

 

ちょうどAKG 271 studioからヘッドホンを刷新したくて

・berdynamic DT 1990

・SENNHEIZER HD 600

を購入したタイミングだったので

AKG 271 studioは使わないだろうな...と

考えていたのですがケーブルをリケーブルしてみて

AKG 271 studioいいぞ!」ってなってしまいました。

 

まだ一週間くらいしか経ってないですが

イヤーパッドの口径の大きさから感じる

開放感、横の広さ、クリアさはもしかして

AKG 271 studioが一番良くて

AKG Q701も試してみたい!という新しい考えが浮かび....

やめておきましょう。

 

今はberdynamic DT 1990も同じ端子なので

そちらにRHC-2.5AK-TripleC-FM を差し替えて使っています。

berdynamic DT 1990も純正のケーブルから変えた印象は

高域がクリアになり、音の一つ一つが見えやすくなりました。

 

ただAKGの音に慣れすぎていてberdynamic純正ケーブルの時点で

「高域痛いな」とも感じていたので

もう少し耳を鳴らしたり、エージングして慣らして行こうと思います。

 

AKGシリーズのヘッドホンを使っている人には是非とも

おすすめのケーブルです!

 

昔は高いヘッドホンケーブル・ラインケーブル、電源ケーブル

など購入していたのですが最近はソフトばかり購入していて

ケーブルを試す機会がなかったのですが

久しぶりに実際に変えてみて満足でした。

 

気のせいとか、思い込みとかではなく

音が確実に変わりました。

 

ヘッドホンケーブルに24800円を払うとか

金銭感覚狂っているな...とも思うのですが

自分にとってはいい経験でした。

 

実はACOUSTIC REVIVE のHD600用ケーブルを購入する計画で

価格が50000円するとか....怖い

 

以上ACOUSTIC REVIVEについてのレビューでした!

Universal Audio / Suhr SE100 amplifier

今回のBLOGは自分が良く使っている

Guitar Amp シミュレーターを紹介します!

 

Universal Audio社のSuhr SE100 amplifier。

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楽曲にギターを入れよう、録音しようという時に

必ず選んでしまうファーストチョイスはSuhr SE100。

 

仕事をする際に自分が使う道具をすぐ出せるように

整理しておく事が時間短縮の上で重要で、

自分はファーストコール・ファーストチョイスを選定しておきます。

 

自分が仕上げたいイメージに最速で、最短で、間違えなく近づける道具。
都度最新の機材を試しアップデートする時間は欠かせません。

 

ギターならHigh Gain・Crunch・Creanどの音が必要だったとしても

Suhr SE100なら間違いない。成功する。

 

Mashallを改造してるアンプだけあって音はMashall系なのですが

・Mashallの荒さ・潰れた歪みを出せるし

・もう少し現代的で綺麗な歪みも出せる

文章にすると矛盾するのですが、MashallのROCK的太さも表現できるし

ギターらしさを主張したくない場合にもトラックの邪魔にならない音にできる。

 

コードを弾いた時の太さ、ピッキングのニュアンスを残したまま

ハイの成分も確保できるのでバンド編成の時にウワモノがギターだけでも

成立して助かります。情報量が多くて存在感がある。

 

・コードが潰れたカッコよさがあるのに、何を弾いているか解る分離感

・ギターの押し出し感・コンプ感があるのに、ダイナミクスがある

相反する要素が両立していて意味不明な文章になっていますが

パラレルコンプレッションみたいな事をギターでもやってるのかな?!

ぜひ一度DEMOでお試しください!

 

 

また最初に選ぶ理由としてギターの種類を選ばないという事。

 

自分はギターを弾く時に

Fender Stratocaster US

Gibson LesPaul Studio

のどちらかで録音するのですが

・ピックアップがシングルコイル(ストラト)かハムバッカー(レスポール)か

・ネックやボディの木材の違い

・ギターの形状

等々ギターの違いによって、音が変わってしまい

ギターアンプシミュレーターを挿しても

ギターによって使える音にならない場合があります。

 

ストラトの時は良いけど、レスポールの時ハマらないなあ。

レスポールの時は良いけど、ストラトだと音決めに時間かかるなあ。

 

とか、実際に弾いて録音する前に時間がなくなってしまうんです。

 

しかしSuhr SE100は自分の環境ではどちらでも良い音になります。

 

頭に描いたギターの音を録音して楽曲を完成させるのが目的なので

ギターアンプのツマミをいじって、良い音にする」というのは

自分にとってあまり必要のない時間です。

 

その必要のない時間・工程を省けるという意味で

役に立っているギターアンプです。

 

最高。

 

このギターアンプの後に

UAD2/Thermionic Culture Vultureを挿して

歪みを足すと完成します。

 

このアンプのおかげでバンドモノを作るのが楽しくて

ついついUSパンクとか作ってしまうことが増えたり。

 

というわけで最高に便利なツールをご紹介させていただきました。

 

そろそろちゃんとしたギターを欲しいなと思いました。

 

Universal Audio / Apollo x6 レビュー

ご無沙汰しております。BIGHEADです。

1年ほどBLOGを書いておりませんでしたが

これからは導入した音楽機材について書いていこうと思います!

 

機材導入への、ご参考頂ければ幸いです!

 

まず今年導入したUniversal Audio社のApollo x6について。

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音楽制作用のオーディオインターフェイスなのですが

Universal Audio社のフラグシップ機ということもあり

音質面にとても期待しておりました。

 

今までRME社のUFXを使っており充分良いインターフェイスでしたが

その状態から機材を刷新する動機としては

・A/D、D/Aの音質向上

・UADのプラグインのコア数を増やす

 

この2点が主な理由でした。

 

音楽制作するにあたり、編曲だけではなく

ミックスとマスタリングを担当することがあるので

自分にとって音の出口・モニター環境は重要でした。

 

Prism sound 社のTitanの音を一度聞いた時

この解像度でミックスしたり制作できたら

音決めも速くなりクオリティも上がるだろうなと感じていて

RMEよりも解像度の高いモニター環境を望んでいました。

 

apollo x のスペックにある

「129 dBのダイナミックレンジと-119 dBのTHD+N」

この一文に期待し購入してみました。

 

数字やレビューも参考にするのですが機材は1ヶ月くらい

使ってみないとわからないところが恐ろしい。

 

導入したApollo x6の最上位機種Apollo x16の

「世に出ている統合型オーディオインターフェイスの中で最も広いダイナミックレンジ(133 dB)と最も低いTHD+N(-129 dB)を誇ります。」

という謳い文句も気になって買うならこれか?!と迷いましたが

チャンネル数もオーバースペックで44万円はリスクが高くx6にしました。

 

結果としては期待以上、大満足でした。

 

RME UFX使用時から比べて

・定位

・解像度

・アタック、リリース

が大きく向上したと感じました。

 

「もう、これでいいじゃん!」という納得感。

 

将来的にはAVID社MTRX、antelopeaudio社10MXで

モニターしたいという目標・計画はありますが

今の規模ならApollo x6で完結というか充分すぎる出音だと思いました。

 

これで制作物のクオリティーが低かったら

それは自分の責任というか、センスが無いだけ。

となってしまう機材。

 

作曲・編曲・ミックス・マスタリングを自分でこなす

クリエイターにオススメです!

 

 

 

また音質について驚いた点がヘッドホンアウトの音の良さ。

 

びっくりしました。

 

こんなに解像度が高いならミックスできるじゃん。

って思います。

 

ヘッドホンの音が良くなり、可能性を感じたので

新しいヘッドホンを購入しました。

・berdynamic DT 1990

・SENNHEIZER HD 600

 

Apollo x6を買ったことによりヘッドホンを買うという

恐ろしい機材沼の連鎖。

 

RMEのヘッドホンアウトも良かったのですが

音が見え辛いというか解像度が低く感じてストレスになり

結果、モニターでミックスすることになっていました。

 

Apolloならヘッドホンミックスできます。

もちろんモニターで音を作ってから補足的な使い方には

なりますがヘッドホンで細かい音をチェックする時間も楽しくなりました。

 

 

今まではD/Aについて大絶賛でしたが

A/Dもクオリティが高かった。

 

・ギターをラインで接続して録音した際にギターらしい音で録音できた。

・ベースをラインで録音した時のアタックが見えてダイナミクスも捉える。

・ボーカル録音の強弱の表現を拾ってくれる。

 

これ多分共通してる事として

・録音される周波数レンジが上から下まで伸びている

ダイナミクスレンジが広い

 

楽器の情報量を取りこぼさずそのまま録音できている感覚がありました。

 

録音された音が良いのは勿論、

実際にギターやベースを弾いて録音している時が楽しい。

 

なぜ楽しいかというと

「ギターってこういう音だよね」

「ベースの強弱やアタックが埋もれずに聞こえてくる」

「ボーカルの表現がそのまま聞こえる」

という喜びの中、演奏できる。

 

結果、録音物のクオリティーが演奏・音質共に良くなる。

今まで良く聞こえなかったので、こんなもんかという感じで弾いたり

諦めていた部分を見直して限界の無い表現ができる。

 

プリアンプの重要性を再認識しました。

 

音質についてばかり書いてしまい

動機の二つ目「UADのプラグインのコア数を増やす」に

全く触れませんでしたが、これは後にUADプラグインのBLOGを

書くので、ひとまずこれにてUAD Apollo x6のレビューとさせていただきます!

 

UAD Apollo x6 導入後にミックスした楽曲のURLになります!

www.youtube.com

【M3 2017 春】 BIGHEAD 第1展示場 O-22a,b 頒布情報

M3 2017 春 

サークル"BIGHEAD"

第1展示場 O-22a,b に当選致しました 🙌

 

今回でM3に参加するのは3回目ということで

荷物発送、準備などなど慣れてきました。

 

ただ.....新譜の完成や告知動画の公開など

ギリギリになってしまいました😨

計画性は重要ですね😁

 

それでは早速その新譜について!

BIGHEAD 1st カセットテープ「REWIND 93'」


BIGHEAD「REWIND 93'」【XFD】1st Cassette Tape Album

 

今回の新譜はCDではなくカセットテープ 📼 です!

ちょっと攻めすぎてる?!😅

 

いつもの新譜はCDかデジタル配信だったのですが

即売会で頒布しても後でamazonやituneで買えたりするので

「あんまり面白くないな」と感じておりました

 

今回は

・会場限定

・数量限定

・通販・デジタル配信なし

 

しかもCD無しのカセットテープのみ!!

 

これで同人即売感・レア感はバッチリなのですが

カセット聞けない環境の方にはとっつきにくい感が否めず....

 

ですので今回の仕様は

・アナログカセットテープ

ハイレゾ音源デジタルデータダウンロードカード

のセットになっております!!

 

1970〜80年代の代表メディア「テープ」アナログ音源

2010年代最新高解像度high-resolution音源(24bit48khz)

 

両方を楽しめる仕様になっております!!!

 

親切だけどマニアック!笑

 

 

 

しかも今回はカセットテープを聞く環境がない方でも

テープの質感、コンプ感、パンチ感、アナログ感を味わえるよう

テープからPCのオーディオインターフェイスを経由してwavに変換したデータを

プレゼントしちゃいます!!!

 

簡単にいうとスマホやパソコンでもテープの音質を疑似体験できます

※音量が低かったり、ノイズ満載ですが新鮮な質感をお楽しみください

 

どんな感じかっていうと1曲だけ

デジタルデータとアナログデータをアップしましたので

一度聞いてみてください🙇

 

 

パソコンで作ってパソコンで完成したデジタル音源(いつものデータ)

 

 

テープからパソコンに取り込んだ疑似テープ音源

 

 テープの方ですがいきなり「サーッ」ってノイズ入ってるし

コモってモッサリしてますね。

 

この「コモってる」っていうのは

クリアじゃない、解像度が低い、全ての周波数が聞こえない

等々、マイナスに捉えられることもあり....

CDが出現した際に技術革新でこの要素を全て取り除かれました

 

当時のエンジニアやアーティストは

「やった!ノイズもなくクリアな音源になった!」

「スタジオで作っている時をリスナーも同じような音で聞ける」

とかとかめっちゃ喜んだはずです。

 

今ではそのCDも主要なメディアでは無くなり

パソコンで作られたデジタルデータをそのまま劣化なく

パソコンやスマホなどのデジタル環境で聞いています

いわゆるハイレゾ音源ですね。

 

 

 

また前置きっていうか今回の音源の説明が長くなってる...

 

言いたいことは、ハイレゾとカセット音源を初めて聴き比べしてみて

「コモってる」ほうが音が良い!

 

コモっているというのがマイナスでなく、プラスに感じられ

・温かみがある

・高域が減衰しているので聴き疲れしない

・テープの圧縮感が加わりドラムなどの音にパンチがでる

 ・解像度が低く、楽器やボーカルの音にまとまり、一体感を感じる

 

テープを聞いた今ではデジタルデータ

・キンキンしてて疲れる!

・高解像で全てが聞こえるから細部が気になってイライラする

・音が潰れずアタックがハッキリしてるから耳に痛い

 

なんて思っちゃいました。

 

デジタルデータも好きだし、デジタルで音源制作はしていくのですが

聞くのはテープ環境やアナログ環境が良いなと認識したわけです

 

音源制作とリスニング環境は違うし、同じである必要はないというか。

 

ただでさえ高解像に作られたデータを

解像度の高いヘッドホン空気振動を介さないカナル式イヤホンで聞く

って疲れる場合もあるなって

 

今では普通にというか当たり前にBIGHEADの環境は

・パソコンの音源制作用スピーカーからリスニング

・オーティオインターフェイス経由のヘッドホンで視聴

ipodiphoneからカナル式イヤホンで視聴

 

全てが高解像で、空気あまり介さない状態で聴いているので

おそらく無意識のうちに音楽を聞くことに疲れていました

 

 

 そこでテープの音源をラジカセのスピーカー経由で

部屋に鳴らすと.....心地いい

 

コンポとか、ラジカセのスピーカーって良いっすってなりました。

 

臨場感があるし、興奮するし、細かいとこ聞こえないのが

楽っていうか。

 

新しい技術や技術革新、ハイスペックが良い結果を産むわけではないと

気付かされた今回のプロジェクト。

 

大変勉強になりました!

 

長くなったし、いきなりメディアについて語り出してしましたが

テープとCDとMDとデジタルデータの全てを体感できる僕らは

幸せってことです!!

 

VOCALOIDの合成音源がリリースされた当時にはハイレゾも無かったし

テープで再生される機会も多くありませんでした

 

「デジタルの歌姫が93年にタイムスリップしたら」というテーマで始まった

カセットテープ・プロジェクト「REWIND 93'」

 

もしVOCALOIDがバブルの時代に存在していたら

ミリオンヒットを出していたでしょうか?!

国民的アーティストになっていただろうか?!

 

英語やフランス語・中国語の製品もリリースされ世界中に広まっているVOCALOID

「もしかしてなっていたかもなぁ...」と想像する余地はありますよね🤔

 

ということで、ぜひ聞いてみてください!!!

 

特設サイト → REWIND 93' - BIGHEAD

 

【M3 2016 秋】 BIGHEAD 第二展示場シ-06a,b 頒布情報

M3 2016 秋.....

サークル"BIGHEAD"

第二展示場シ-06a,b に当選致しました 🎉

 

今回はM3 秋ということで2回目のM3ですが

BIGHEADは2016年3月春に初めてM3に参加して

同人即売会というものを体感しました

 

twitter上だけで交流していた方と

はじめてお会いしたり

激励の言葉を直接頂いたり

とにかく最高の経験でした

 

札幌の一室で引きこもり

曲を作っている日々が報われた瞬間

 

大げさかもしれませんが曲を作ったら

"聞いてくれる人がいるんだ"という

実感を得ることができました

 

M3で頂いた「次のアルバムいつですか?」という言葉を

糧に札幌に戻ってからもバキバキと作曲をしてました。

その"次のアルバム"を携えてM3 秋に参加となります

 

ばばん!

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M3のお品書きです!増えましたね.....

 

M3春ではじめて頒布した1st Album Only 1 feat.Hatsune Miku

※初回プレス分があと数十枚になっております

 

BIGHEADの2枚目となるアルバム01FRIENDS feat.Hatsune Miku

※こちらは同人即売会限定のA5クリアフォルダ(apapicoさんイラスト)付き

 

そしてそしてまさかのアパレル BIGHEAD feat.初音ミク Tシャツ

※数少ないので取り置きなどございましたらメール・DMお願いいたします

 

春に参加した時の一枚のアルバムに比べたら豪華になりましたね...

 

そしてそしてM3だけの特典

BIGHEAD 2nd アルバムから

先行音源が聞けるダウンロードカード配布!

購入して頂いた先着100名限定にはなりますが

自信作を入曲したので2ndアルバムの質感を先に体感してください!

 

ダウンロードカードはダイキサウンドさんのMカードなので

BIGHEADもワクワクしてます

ホーム [M∞カード]

 

みなさん会場でお会いしましょう!!!

 

【初音ミク】Harsha Vardhana (c. 590–647) feat.Hatsune Miku 【オリジナル】

久しぶりの動画アップBlog

Harsha Vardhana (c. 590–647) feat.Hatsune Miku 👏👏

 

前回のBlogでちらっと今回の動画についてアナウンスメントしましたが

bighead.hatenablog.com

先月にリリースした初音ミクTシャツとのコラボとなっている本動画

ニコニコ動画Youtubeにアップロードしました

 

ちょっと怖そうなサムネのHarsha Vardhana (c. 590–647)  feat.Hatsune Miku

http://www.nicovideo.jp/watch/sm29859196

どのへんがTシャツとのコラボなのかというと

動画のディレクターはPATANICAさん!

ロングTシャツのデザインはPATANICAさん!!

 

ということで動画の中にロングTシャツが出現します!

どんな風に登場するか!?

それは見てのお楽しみですがTシャツのモデルを務めてくれた

水野しずさんがロンTを身にまといでてきます!

 

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かわいい!

 

youtubeの動画は水野さん出現時にクリックすると

特典を受け取る事ができます。

 

ぜひぜひ探してクリックしてみてください!

 

 

 

Tシャツやコラボはそこそこに動画の内容についてですが

今作は漫画風MusicVideoの第二弾となっており

前作のArtificial Intelligence Music feat.Hatsune Miku

に続く2話目となっております

 

今回は展開が1話目より増して、ドキドキワクワク

超展開にBIGHEADは引き込まれていきました

 

普通の状態で意味不明な歌詞が

動画の吹き出しに出て、超展開物語が進行していくことで

"なんか意味あるんじゃないか?"

"こういうこと?"

音楽だけでは感じることのできなかった世界観が

拡がっていって作曲者としても感無量です!

 

本作の3話目も見たいし

この物語を漫画にして本にしたい思いが高まっております

 

クラウドファンディングでもしようかな.....

 


Harsha Vardhana (c. 590–647) feat.Hatsune Miku by BIGHEAD

それでは超展開のMusicVideoお楽しみください!!

 

 

BIGHEAD アルバムジャケット長袖シャツ amazonにて予約開始【ロンT編】

ビッグ ニュース2!!

 

今年BIGHEADがリリースしたアルバム

「01 FRIENDS feat.Hatsune Miku」

 

札幌在住グラフィック・デザイナーPATANICAさんの

斬新なデザインにより長袖Tシャツになりました!!

 

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「01 FRIENDS feat.Hatsune Miku ロングTシャツ」

  https://www.amazon.co.jp/dp/B01LQE7YPM

うわ!ぶっとんでる

 

何が"ぶっとんでる"って「初音ミク」のアパレルなのに

ミクさんの絵が出てこないってことでしょうか

 

確かにそこも"ぶっとんで"はいますが

右袖にあるゴシック体の初音ミク

かなり思い切ってます。MSゴシックかよ!ってツッコミがありそうな

 

海外の方がカタカナや漢字の服を意味もわからず着ている

みたいなのを期待したのですが....

 

ぶっとんだデザインで目立たなくなってますが

左肩にさらっとオフィシャルの初音ミクロゴが!

これは実現できて素直にうれしいかった

 

そして真ん中の四角。

 

この画像では伝えきれないのがとっても残念ですが

インクが発泡インクで浮き上がっています

そこにプラス1版追加で光沢がでるコーティングを施しております。

※これはコスト的にやばかった.....こだわりすぎだろ

 

なんでこんなこだりのインクになったかというと

最初は蛍光の水色で作ろうとサンプルを出してもらったんです

蛍光の水色ならカッコイイだろ!と思いまして。

 

しかし蛍光の水色というインクは、蛍光っぽくなく"普通の青"って感じでした。

普通の青過ぎて印刷の業者さん、間違ってるのかなーとさえ思いました

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「第一回目のサンプル」

 

これが家に届いた時&問い合わせてこれが蛍光の水色だと理解したとき

かなり焦りました💦

 

初音ミクのイラストも無くて

・ミクさんカラーの水色でもない普通の青

 

そんなのミクグッズとして作ってたら

ただのヤバい奴だろ!って

 

なんかここらへんで今年の裏テーマ

"もう人と共同作業するのもう辞めよう"という

気持ちが大きくなってきてました

 

昨年くらいまではリリースものは自分1人で作って

スケジューリングも1人でリリースしたときにリリース

みたいな緩いスタンスでやっていたんですが

今年はいろいろな方にご協力いただいたり、多めにコラボしたり

"すっげー大変だな!"というのが今年の感想です。

※他人と共同作業しないと世界は広がらないんですけどね

 

しかし、シルクスクリーンの版は作っちゃったし

中途半端な製品を出すわけにはいかない

 

Tシャツの印刷屋さんにどうにか蛍光に近い色にならないか、めっちゃお願いして

・水色ラバーインクでの印刷

水色発泡プリントに光沢コーティング

でサンプルを出してもらいました

 

できあがったサンプルを持って恐る恐る

デザイナーのPATANICAさんにクオリティチェックしてもらったところ

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「めっちゃイイっすね!」「これ着て帰ってもイイですかね?」

 

水色発泡プリントに光沢コーティング

で無事FIX致しました💦

 

 

この時は正直ホッとしましたね。

※デザイナーさんは理論的で厳しいイメージだったので

 

どうしてこのようなデザインになったかは

PATANICAさんが真剣に考えて作っていただいたので

多分ここに書かないほうがいいと思います

 

PATANICAさんの写真はリブなしのロンTになってますが

リブありと試してみたところ...

リブありのスポーティーな方が今っぽいということで

United Athleのリブありボディになりました

 

5011-01 5.6オンス ロングスリーブTシャツ (1.6インチリブ)|綿100%ロンT | ロングスリーブ | United Athle

 

BIGHEADとしてはこだわりにこだわり(迷惑かけに迷惑をかけ)抜いた

ロンT....大満足でございます

 

そしてそして本製品にはロンT以外にBIGHEADの楽曲

「Harsha Vardhana (c. 590–647)」

  ダウンロードカード付き!!

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アパレルに楽曲がついているの昔からやってみたくて...

ただそれだけで付けちゃいました!

 

とかいいながら何故この曲なのかということは

ただ勢いで付けた訳ではなく理由がございます

 

この楽曲については後々アナウンスさせていただきますので

発表までもう少々お待ちください🙇

 

ヒントはこちらのPATANICAさんに動画を作っていただいた

Artificial Inteligence Music feat.Hatsune Mikuに!

www.youtube.com

こちらを見ていただきながら、続報をお楽しみに!

 

初音ミク 01FRIENDS feat.Hatsune MIku ロングTシャツ

(楽曲ダウンロードカード付き)

https://www.amazon.co.jp/dp/B01LQE7YPM

 

BIGHEAD アルバムジャケットTシャツ amazonにて予約開始【Tシャツ編】

ビックニュース!!

 

今年BIGHEADがリリースしたアルバム

「Only 1 feat.Hatsune Miku」

「01 FRIENDS feat.Hatsune Miku」

紙ジャケットイラストがTシャツになりました!!

 

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           「Only 1 feat.Hatsune Miku」             「01 FRIENDS feat.Hatsune Miku」

 

イラストデザインはapapiocoさん

 

かわいいミクさんがポリゴンと切り取ったデザインによってカッコよくなってる!

....とBIGHEADは思いました

 

しかもポリエステル生地昇華転写プリントなので"発色が鮮やか"

このデザインはパソコンの画面で見たようなコントラストが必要だと思い

綿とポリエステルのサンプルを刷ったところ......

圧倒的に「ポリエステル・昇華転写!!」って感じのクオリティでした

 

"変色も少なく、耐久性も高い"こともTシャツばかり着ている

自分としては重要なポイントでした

 

そしてそして....(語りすぎてすみません)

素材がポリエステル100%なので"通気性と肌触り"が気になってました

・通常のドライTシャツ

ドライ シルキータッチ Tシャツ

をサンプルで刷って着てみたところ

"ドライ シルキータッチ Tシャツ" 良いっ!ってなりました。

 

メーカーのHPにある

 

"さらさらでやわらかく、ストレスフリーな着心地。激しい運動時など長時間動いてもストレスになりません。ポリエステルの生地が苦手な方も、ぜひ一度お試しください。"

 

嘘じゃない。本当です。

ポリエステルの生地が苦手な方も、ぜひ一度お試しください。

僕が"ポリエステルの生地が苦手な方"なので自信を持ってオススメいたします

※ボディが高級になってしまいコスト的に通常の方が良かったのですが..BIGHEADのこだわり気質が

 

Tシャツ業者みたいになってしまいましたが

"はじめて作るアパレル"ということで色々こだわり試したので

語ることが多くなっているかもしれません🙇

 

サイズ展開はS,M,Lに加えてレディースMも用意しております!!

首回りが大きく、Xラインのシルエットが女性らしいボディ

 

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女性のミクさんファンはこちらをご覧ください!

 

■Tシャツリンク

amazon】 Only 1 feat.Hatsune Miku Tシャツ

Amazon CAPTCHA

amazon】01 FRIENDS feat.Hatsune Miku Tシャツ

Amazon CAPTCHA

 

 

よし!.......つい長くなってロンTを紹介することができなくなってしまいましたが

続きは次回に!

 

BIGHEAD アルバムジャケット Tシャツ編でした

 

 

 

SAKURA SPARKLING feat.Tara Louise 【歌ってもらってみた】

先日、YouTubeニコニコ動画にアップした

SAKURA SPARKLING feat.Hatsune Miku by BIGHEAD


SAKURA SPARKLING feat.Hatsune Miku

その【歌ってみた】verの動画を作り公開致しました!

 

正確には歌い手さんが主体的に【歌ってみた】のではなく

BIGHEADが頼み込んで【歌ってもらってみた】のですが....

 

本当は歌い手さんに【歌ってみた】をしてもらいたくて

ずっとずっと待ってたのですが、BIGHEADの楽曲は

すべて英語歌詞!...という気軽に【歌ってみた】できない曲でして

我慢できず英語圏に住んでいるシンガーさんに依頼してしまいました


そのシンガーさんは

ロサンゼルス在住の女性シンガーTara  Louiseさん

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めちゃ綺麗!

歌声も透明感がありBIGHEADの楽曲に高級感を添えてくれました。

ボーカルデータ受け取った時、自分の曲ってこんなに良かったっけ?ってなりました

 

札幌に居ながらロサンゼルスのシンガーさんに歌ってもらえる。

そして世界中の人にすぐ聞いてもらえる。

良い時代っすね

 

こういった活動ができているのもMIKUEXPOでロスに行ったり

昨年フランス・カンヌのMIDEMに参加したことがきっかけになっていて

今年も、もっともっとグローバルに活動していきたいと思っております。

 

ミクさんは既にグローバルな存在になっているかと思われますが

日本発のヴァーチャルシンガー・キャラクターとしてではなく

世界的なアーティストにつらっと自然に並んでいるのが見たいと
個人的に思ってます。

 

そんな日を夢見て.......

 

それではTara Louiseさんの【歌ってもらってみた】

ご視聴ください!


SAKURA SPARKLING feat.Tara Louise by BIGHEAD

 

 

ドイツ・ベルリン拠点とするNative Instruments社の新製品STEMSで「Sharing The World feat.Hatsune Miku」がリリース

初音ミクの世界ツアー「HATSUNE MIKU EXPO 2014」の、“Los Angeles”と“New York”でテーマソングだった”Sharing The World(feat. 初音ミク)”のリミックスEPが、Native Instrumets社・新製品STEMS形式で「SONICWIRE RECORDINGS」よりリリース!

 

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『Sharing The World Remix EP』 / BIGHEAD, Submerse, Hideo Kobayashi

 

 

 

 

これは!......ビッグニュース過ぎる

 

 

 

いろいろ規模が大き過ぎて説明が必要になってくるのですが

【まずNative Instruments 社について】

 

Native Instruments 社は、コンピュータをベースにした音楽制作とDJプレイ用のソフトウェア開発における第一人者として市場をリードしています。

 

.....です!

もっと言ってしまうとDTMソフト市場においてのトップメーカーです。

 

そんなワールドワイドにシェアを獲得しているメーカーの

2015年に発表された新製品"STEMS"にて楽曲リリース。

 

こちらはもはや説明不要かと思いますが....

初音ミククリプトン・フューチャー・メディア株式会社について】

初音ミクを販売しているクリプトン・フューチャー・メディアさんは

NI社の会社設立と同時期にDTM用サンプリングCDなどを輸入取り扱いした会社。

現在でもDTM用のソフト・サンプリング音源を買うとなったら

まずはクリプトンさんのSONICWIREを訪れる!方も多いのではないかと思います。

 

僕も昔、英語がわからずサンプリング音源を注文していたとき

「これ売ってるの東京の会社だと思ってたけど札幌なんだ!」

と驚いた記憶があります。

 

2007年リリースのFUNKY HOUSE GROOVES

www.crypton.co.jp

 

そして"無敵"だったころのVENGEANCE!!

www.crypton.co.jp

 

この2つはよく使ったので覚えてます

最先端だと思っていたDTMにも懐かしいとかあるんですね...

 

 

 

 

そんなDTM・ソフト業界のレジェンド的存在の会社が

おそらく初めてコラボするのではないか....?

違ったらすみません

 

初音ミクNative Instruments社の記念すべき初コラボ!と言っても

過言ではない貴重な機会に参加させていただき誠に光栄です

 

 

 

 

 

 

ここからは個人的な気持ちというか、語りになってしまいますが

Native Instruments社といえばDTM黎明期から存在し

VSTインストゥルメント開発最古参のメーカー。

 

約10年前にデスクトップミュージックをはじめた自分は

アナログサウンドがソフトで出せると言われていた

ソフトシンセ"pro-53"を使っていました

 

Native Instruments社 pro-53

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懐かしいー!

当時はバンドサウンドに少しシンセを足すくらいにしか

使いこなせてなかったのですが扱いやすい記憶があり

この後もKOMPLETEを買いmassiveやオルガン音源B4を

使って曲を作っていました

 

そんな訳もわからずパソコンを買い

趣味としてソフトをいじっていた

 

あの頃の自分に言いたい

 

 

 

 

「偉いぞ」

 

 

 

 

 

そしてそしてもう一言

「形になるのには、なんやかんや10年かかるで」

 

 

今パソコンに慣れ、ソフトを使い、悩みも少なく

楽曲を作れるようになったのは昔の自分のおかげなんだと

 

この機会をきっかけに振り返ることができました

 

改めてこのような貴重な経験をさせていただいた

ミクさん・クリプトンさん・Native Instrumetsさんには

心より感謝致します

 

ここからはsonicwireさんブログより詳細の引用で

本ブログを〆させていただきたいと思います

 

『Sharing The World Remix EP』 / BIGHEAD, Submerse, Hideo Kobayashi

1. Sharing The World(feat. 初音ミク)[Submerse Remix]
2. Sharing The World(feat. 初音ミク)[Hideo Kobayashi Remix]
3. Sharing The World(feat. 初音ミク)[Stems Version]

販売ストア: Beatport, Juno, Wasabeat

このEPには、オリジナルバージョンのSTEMSフォーマットの他、Apolloなどの著名レーベルからリリースを重ねる東京在住英国人「Submerse」によりフューチャー・ガラージアンダーグラウンドダブステップ風にリミックスされた”Submerse Remix”と、ベテランテクノ/ハウスDJ/プロデューサー「Hideo Kobayashi」による完全フロア仕様のテクノ・リミックスを施した”Hideo Kobayashi Remix”を収録。STEMSフォーマットで収録することにより、ボーカルを含む各パーツを自在に織り交ぜるDJプレイを可能にします。

世界を沸かせた楽曲が、更なる創作へと繋がっていくSTEMSフォーマットのEPとなりました。ぜひ新たな形でお楽しみ下さい。

『Sharing The World Remix EP』の詳細はこちら »


「STEMS」とは
Native InstrumentsTRAKTORソフトウェア上で動作するマルチトラック・オーディオ・フォーマットで、1つのStemファイルにドラム、ベース、メロディー、ボーカルというように、4つのパートを含んでいます。対応コントローラーからの操作で、トラック内のパートを個別に抜差ししたり、エフェクトをかけたりすることも可能です。各パートに対してそれぞれ操作を加えることができるので、新しいミックス、マッシュアップ、カラオケトラック、アカペラトラックなどを即座に作ることができるようになります。
STEMSの詳細はこちら(Native Instruments社WEB) »

 


『Sharing The World Remix EP』 / BIGHEAD, Submerse, Hideo Kobayashi
販売ストア: Beatport, Juno, Wasabeat

 

“Sharing The World(feat. 初音ミク)”のSTEMS版リミックスEPが、SONICWIRE RECORDINGSより登場! – SONICWIREブログ